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新しい御代「令和」を奉祝して

2019.05.10

5月1日、先の天皇陛下が御譲位されすぐさま新帝陛下が皇位につかれて、新元号「令和」の御代となりました。

平成の御代の30年、常に国民の安寧を祈り、国民の心に寄り添うようにされてこられた上皇の大御心に深く感謝申し上げ、新帝陛下の御即位を心から奉祝申し上げます。

最初の元号「大化」から数え、「令和」で248番目の元号となり、その元号には天皇を中心に日本が一つの国であり、その天皇の時代を国民みんなで共に生きていくという意味が含まれております。

「令和」は、日本古典『万葉集』から出典され、「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味が込められ、穏やかな平和な時代を築き日本人の誇りを次世代に繋いでいけるよう願うばかりです。

天皇の御代替わりに際しては、様々な儀式が執り行われますが、そこには神々の時代の精神が息づいており、神代より現代にまで受け継がれてきた我が国の精神の継承の儀式でもあります。それらすべてを新帝陛下が承継され、第126代の天皇となられた新帝陛下の即位礼・大嘗祭をはじめとする一連の即位に関わる諸儀式も恙なく斎行され、国民総奉祝の機運を高め、更なる神社護持に努めて参りたく存じます。なお、御譲位に関しては、200年前の光格天皇が御譲位されて以来の御譲位となり、その光格天皇さまの直筆とされるのが当社のご本殿に掛けてある社額であります。ご祈祷の折には拝見することが可能ですので多くの方のご参拝をお待ち申し上げます。